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喫煙の身体への影響 |
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タバコを吸う習慣のある人は、狭心症や心筋梗塞 が多く発生することがわかっています。従来では1日20本以上吸う人が問題になっていましたが、最近では1日10本以下でも動脈硬化 などが起こりやすいことがわかってきています。
タバコを吸うと、HDLコレステロールが減少しやすく、血管壁が収縮しやすくなると考えられています。 |
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タバコの煙の影響 |
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タバコの煙の中には、4700種類ものさまざまな気体と粒子成分が含まれています。これら多様な物質がどのように体内組織に作用しているのか、いくつかの事がわかってきました。200種類もの発ガン性物質が含まれており、中でもベンツピレンは肺の中でチトクロムP450という酵素により代謝され、強力な発ガン性物質になります。
ニコチンなどの物質には、異物を認識する働きを持つ免疫関係の細胞(T細胞)の分裂を抑える作用があり、病原微生物に対する免疫力が低下します。ニコチン自体に好中球など炎症を起こす細胞を呼び寄せる働きがあるため、肺胞に炎症を起こしたり、炎症を広げたりして、肺胞の破壊を招く原因となります。
タバコの煙の成分中にあるものは、肺にる異物を取り込み消化するマクロファージという細胞を弱らせて免疫力を低下させ、免疫反応をコントロールする化学物質(サイトカイン)のバランスを崩して炎症を起こしやすくすることもあります。 |
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肺の細胞数の変化 |
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内視鏡を使った気管支肺胞洗浄(きかんしはいほうせんじょう)という方法で肺を洗って中の細胞を取って調べてみると、非喫煙者では細胞の80%〜95%がマクロファージという大型の細胞で、5%〜20%が小型で円形のリンパ球です。ほかに、好中球や好酸球という細胞がありますが、ごくわずかで1%以下です。
喫煙者では、細胞数が非喫煙者に比べて3倍〜5倍に増加し、増加した細胞のほとんどはマクロファージです。その比率は95%以上になります。
マクロファージはタバコの煙の成分をたくさん貪食していて、新しい異物が入ってきても貪食する余裕がなくなっています。リンパ球の割合は10%以下で、非喫煙者に比べて激減しています。
喫煙者の肺では、好中球の増加が目立つことがあります。これは喫煙者の肺は、たえず炎症を起こしている証拠となります。普通は喫煙者がタバコをやめて6ヶ月くらい経過すると、細胞の数と構成は非喫煙者の肺と同じような状態に戻ります。 |
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喫煙が引き起こす病気 |
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タバコの煙には200種類以上の有毒成分が含まれています。これらの成分が気管や気管支に炎症を起こしたり、肺胞の構造を破壊したりして、呼吸機能を低下させます。また、肺の細胞の遺伝子に影響を及ぼし、肺ガン を発生させる原因となります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD) は長年の喫煙がおもな原因とされる病気です。喘息 や花粉症 は、喫煙によって症状が悪化するため、病気の予防のためにも、症状の悪化を防ぐためにも禁煙が必要です。
また、まれな病気ですが肺ランゲルハンス細胞組織球症もみられ、この病気になる人のほとんどは10歳代で喫煙を始めた人です。 |