そらいろネット > 家庭の医学 > 皮膚の病気 > 薬疹
 薬疹

薬疹の概要は?
おもな症状
  さまざまな皮膚病に似た症状
症状が似ている病気
  各種皮膚炎
溶連菌感染症
風疹
細菌性急性発疹症
ウイルス性急性発疹症など
起こりやすい合併症
  全身の発疹
口の中のびらん
発熱
リンパ節腫脹
尿蛋白など

薬疹ってどんな病気?
さまざまな薬が原因です
  イメージ画像 飲み薬、注射薬、天眼薬(目薬)、点鼻薬、吸入薬、座薬、膀胱洗浄薬、うがい薬、歯科治療薬、体腔注入薬などが原因で、皮膚に異常が生じるものを薬疹といいます。
 塗り薬、消毒薬のように、つけ薬が原因の場合は、『薬疹』とはいわず、『接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん、かぶれ)』といいます。

薬疹の原因は?
どんな薬も原因になります
  イメージ画像 あまり使われていない薬に比べ、一般的に世間で使われている薬のほうが、薬疹の原因になりやすいと言われています。人工甘味料でも薬疹の原因になることがあります。
 日々、新薬が登場する現在では、どのような薬でも、すべて薬疹を起こす可能性があると考えておくべきです。
 原因薬剤はきわめて多彩ですが、ペニシリンなどの抗生物質、解熱鎮痛薬、バルビタール系睡眠薬、PASなどの抗結核薬などが代表的なものとされています。
 薬を使っていて、何が原因なのかわからない発疹が出た場合は、まずは薬疹を疑う必要があります。
アレルギー反応です
   薬疹発生の仕組みは、ほとんどが薬のアレルギー反応です。多くの場合、薬を飲み始めて10日ほどで薬疹が出ます。
 しかし、すべての薬疹がアレルギーによるわけではないので、もっと長い時間がかかって薬疹を起こすこともあります。
 一度、薬疹が出てしまうと、同じ薬を使ったときに再発してしまうのが普通です。
 一度、薬疹を起こした薬と違う薬でも、薬の化学構造に共通したところがあると、薬疹を起こしてしまうことがあります。これを交叉反応といいます。この場合、初めて使った薬でも、すぐに薬疹が出てしまいます。
アナフィラキシーショックを起こすこともあります
   一度、薬疹が出た薬を再び服用したり、注射したりすると、数分〜30分くらいで、じんま疹やショックが出たりすることがあります。これを即時型アレルギーといいます。
 即時型アレルギーの場合は、じんま疹の症状がでます。時には、アナフィラキシーショックといって、血圧が下がったり、意識消失を起こしたりすることもあります。

薬疹の症状は?
タイプはいろいろあります
  イメージ画像 湿疹(しっしん)としてあらわれたり、蕁麻疹(じんましん)、滲出性紅斑(しんしゅつせいこうはん)、紫斑(しはん)、水疱(すいほう)、紅皮症(こうひしょう)、日光疹(にっこうしん)など、さまざまな形であらわれます。
薬疹の出る場所
  ・発疹の分布も全身にほぼ対照的にできる。
・決まった場所にだけ何度も繰り返しでる。(固定薬疹)
・日光が当たる場所だけにできる。(日光薬型薬疹)
症状から原因の薬を見つけ出すのは困難です
   発疹の症状や場所はさまざまですが、発疹の形から原因となる薬剤を言い当てることはとても難しです。発疹の形と、薬とは、一対一の対応はありません。

薬疹の治療法は?
薬を辞めること
  イメージ画像 薬疹の治療には、原因と思われる薬剤を中止することから始まります。
 普通は薬を中止すれば躍進は治まりますが、症状が良くならないようなら皮膚科にかかるのがよいでしょう。
 重症度によって、副腎皮質ステロイド薬の内服、注射をしたりします。入院が必要になる場合もあります。スチーブンス・ジョンソン症候群では重篤な後遺症の可能性がありますし、TEN型薬疹では死亡することもあります。

薬疹かなと思ったら?
原因の薬を探そう
  イメージ画像 薬疹の再発を防ぐために、原因となった薬剤をはっきりとさせることが大切です。そのためにはいろいろな検査がありますので、皮膚科医を受診しましょう。
 血液検査、尿検査、検便、生検、パッチテストなどがあります。検査は症状が良くなってから行います。
 薬疹の原因となる薬剤が判明したら、その薬剤名をしっかりと記憶するか、アレルギー証明書を発行してもらう、お薬手帳などに記載するなどして、後日、他の医師にかかる時、薬局で薬を購入する時に必ず報告するようにしましょう。

管理人の体験談は?
抗うつ薬が原因でした
  イメージ画像 私は、精神科を受診するようになって、初めて薬疹が起きました。最初は、なぜ赤い発疹が出ているのかさっぱりわかりませんでした。発疹の出てくる場所は、両手と、両足でした。
 その時は、薬が原因なのではなく、自分が原因だと思っていました。
 ですが、精神科での診察を受けているうちに、精神科で処方されている薬が原因だということがわかりました。診察を続けていくうちに、抗うつ薬が原因だということがわかり、三環系抗うつ薬と四環系抗うつ薬が原因で薬疹がでることがわかりました。
 ひどいようだったら皮膚科に行って見てもらってくださいと言われていましたが、そこまでのエネルギーがなく、皮膚科には受診しませんでした。
 太陽光の当たる、両足と両手に発疹が出たのかもしれません。
家庭の医学
メインコンテンツ
 家庭の医学
 ・身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・大人の塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・ショッピング
 ・日記
 ・ブログ新聞
 ・コミュニティー
 ・リンク集
スポンサードリンク

目でみる薬疹
よくわかる一般用医薬品
薬疹と接触皮膚炎―目でみる薬の副作用
薬疹と接触皮膚炎目でみる薬の副作用
本・雑誌・健康と医学・薬学

  皮膚の病気  
そらいろネットホーム とびひ・飛び火・伝染性膿痂疹
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved