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キクのつぼみ


キク

[和名・種類]

キク

[学名]

Chrysanthemum × morifolium Ramat

[英名]

Florists’ daisy

[名前の由来]

菊。
別名、イエギク(家菊)。

[分布]

中国原産

[科名]

キク科キク属

[花色]

赤色赤紫色ピンク色橙色黄色白色など

[花期]

9月10月11月

[特徴・解説]

 キク科の植物の中で、花冠の中心に管状花があり、その周囲に舌状花のあるものをキクと呼びます。
 観賞用として栽培されるキクは、頭状花の大小、舌状花の形や色など多種多様ですが、分類学上では1種類でイエギクと呼ばれます。北村四郎によれば、中国に自生するチョウセンノギクとシマカンギクと交配したものが長期間栽培され、日本に渡来したとされています。江戸時代に多くの品種が作られ、明治時代以降にさらに発展しました。
 イエギクの分類は、頭状花の大きさによって大菊、中菊、小菊に分類され、さらに舌状花の形質や姿勢によってより細かく分類されます。
 大菊は頭状花の径20cm内外のもの。厚物、管物、広物に分類されます。厚物は舌状花が四方から中心を抱えるように組み合い満開時には半球状に盛り上がり、外側の弁の姿によって掴咲、抱咲、走り付きなどに分類されます。管物は舌状花が管状になり、太さによって太管、間管、細管に分類されます。広物は舌状花が扁平幅広のもので、一重は一文字、三重〜四重は美濃菊と呼びます。
 中菊は頭状花の径10cm内外のもの。舌状花は平弁、管弁、さじ弁の3種からなります。一重で平弁または管弁が車状に平開するものを肥後菊、花弁が中心を囲み立つものを嵯峨菊、多数の平弁が中心を囲み乱れ咲き周囲の弁が垂れるものを伊勢菊と呼びます。
 小菊は径5cm以下のもので、平弁、管弁、さじ弁が一重〜八重になります。特殊なものに魚子咲やアザミ咲などがあります。
 和菊の品種の中には、舌状花を食用にするリョウリギクが東北地方で栽培されています。中国からヨーロッパに渡り、観賞用として発達したものは洋菊と呼ばれ、さまざまな園芸名で呼ばれています。スプレーマム、ポットマム、ヨダーマムなどが洋菊の代表的な品種です。
 菊は古来より紋章に用いられ、鎌倉時代以降は皇室の紋章として使われています。1869年、皇族以外での菊花紋の使用は禁止され、天皇家は16花弁八重菊、皇族は14花弁裏菊と定められました。

[観察・感想]

 キクのつぼみの写真です。
 花が咲くまで、もう少し時間がかかりそうですねー。あと1ヶ月くらいかな?黄色花のキクみたいですね、つぼみが色付いています。つぼみが色付いているってことは、開花も近いのかもしれないですね。もしかすると、あと2週間くらいで開花するかもしれないですねー。
 とても多くのつぼみが付いていました。自分でも育てたりしていますが、こんなにたくさんのつぼみが付いたことはないですね。育てている人は、育て方が上手なんだろうなー。どうやって育てると、たくさんの花が付くようになるんだろう?肥料が違うのかな?それとも、たくさんの株をひとつの植木鉢に植えているのかな?
 キクって、挿し木で増やすことができると聞いたことがあります。多くの場合、挿し木で増やした苗で、育てるんだとか。挿し木した株で育てると、たくさんの花が付くってことなのかな?
 そういえば、成長する一番上の芽を切って、摘芯すると、たくさんの花をつけてくれるらしいです。でも、摘芯しただけで、こんなにたくさんの花が付くのかな?開花したら、株を埋め尽くすほどたくさんの花が咲くと思います。

[写真撮影]

2008年10月04日

[関連ページ]
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