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浄楽寺御開帳


浄楽寺御開帳

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
地図

 1年に2回、3月3日と10月19日に一般公開されます。事前予約をすれば拝観可能です。ただし、雨天は扉を開けることができないため、公開は中止となってしまいます。
 仏師運慶の作品は、関東地方に作例が少ないと言われていましたが、この説を覆す貴重な発見だったと言えます。
三浦半島観光地図:横須賀市芦名:浄楽寺

 木造 阿弥陀如来及両脇侍像
 中尊の阿弥陀如来と、脇侍の観音菩薩・勢至菩薩で、いわゆる阿弥陀三尊となります。この三尊像は、関東地方では作例の少ない仏師運慶の作品です。
 源頼朝が鎌倉に建立した勝長寿院が台風で壊れてしまい浄楽寺に安置した、または、和田義盛が建立した七阿弥陀堂のひとつの本尊だったと言い伝えられています。
 三体ともヒノキ材を使った彫眼寄木造で、中尊の阿弥陀如来は高さ141cm、脇侍は高さ178cmあります。中尊は質感があり、男性的な力強さも感じます。脇侍は宝髻(ほうけい)が高く、腰にひねりを加えるなどの動きが生き生きとしています。三尊とも、彫りの深いとても立派な仏像です。
 全身の金箔、脇侍の宝冠・装身具・台座などは江戸時代後期の補修によるものです。

 木造 不動明王像
 仏道を守り、あらゆる障害や困難を乗り越える力を持っている不動明王。
 岩座上に立ち、火焔(かえん)の光背を背負い、右手には宝剣、左手には羂索(けんさく)を持つ一般的な姿をしています。とても力強く、正面を見据えた憤怒相(ふんぬそう)が、この像のすごみを増していると言えます。
 玉眼入りの寄木造で、高さ138cmあります。台座や後背は後背は後に作られたものです。
 1189年(文治5年)、仏師運慶によって造られていることが、像内お銘札によって確認されています。

 木造 毘沙門天像
 古代インドの神でしたが、北方の守護神として仏教に取り入れられ、福徳の神としても扱われています。
 腰をひねり、右手に鉾(ほこ)を握り、左手の平には五輪塔を乗せ、両足の下に邪気を踏みつけている毘沙門天です。
 玉眼入りの寄木造で、高さ139.5cmあります。均整の取れた身体から躍動感があり、両眼を見開いて正面をにらみ、引き締まった口元と、あごの張った顔は、たくましさと力強さを表しています。
 1901年(昭和34年)、像内から杓子型の銘札が見付かり、仏師運慶が1189年(文治5年)に作ったことが分かりました。


石塔

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
石塔
石塔

 「國寶三尊佛」って刻まれた石塔。
 時代を感じさせる漢字ですが、今だったら「国宝三尊仏」です。
 ただ、国宝じゃなくて、国指定有形文化財です。
 一番最初、大正10年に国宝に指定されたので、その時に作られた石塔ではないでしょうか。

写真撮影:2016年03月03日

キッチンカー

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
キッチンカー
キッチンカー

 入り口を入った駐車場に、移動販売のキッチンカーが停車していました。
 まさか、こんなところで出会うとは!
 メインは手作りレモネードみたいで400円でした。レモンスカッシュ400円、軽食のフランスドッグが600円でした。

写真撮影:2016年03月03日

本堂

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
本堂
本堂

 重要文化財に指定されている仏像が5体もありますが、本堂はあまり大きくはないです。
 特別な寺院という印象はしないんですよー。

写真撮影:2016年03月03日

本堂

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
本堂
本堂

 扁額には「勝長寿院」って書かれてあります。
 浄楽寺の正式名称は、「金剛山勝長寿院」って言います。

写真撮影:2016年03月03日

本堂

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
本堂
本堂

 本堂の中では展覧会が行われていました。
 檀徒の作品展「てら展」が行われていました。
 水墨画が武石富男、パッチワークが益田美佐子、パネル展(浜浅葉日記の時代)が辻井善彌でした。
 辻井善彌先生はとても有名人ですね。

写真撮影:2016年03月03日

浄楽寺阿弥陀三尊像

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
浄楽寺阿弥陀三尊像
浄楽寺阿弥陀三尊像

 姿勢施行七十周年記念 横須賀風物百選
 浄楽寺だ弥陀三尊像
 この寺は、浄土宗に属し、「金剛山勝長寿院大御堂浄楽寺」と称します。
 寺伝によれば、文治元年(1185年)に源頼朝が、父義朝の霊を弔うため、鎌倉の大御堂ヶ谷に勝長寿院を建てたが、建永元年(1206年)にその寺が大風で破損したため、北条政子と和田義盛が、そこの本堂をここに移したと伝えています。また、別の説によれば、和田義盛が文治5年に建てた七阿弥陀堂の一つであるともいわれています。
 この寺の本尊は、向かって中央に阿弥陀如来、右に観音菩薩、左に勢至菩薩の三尊像です。いずれもひのき造り、彫眼で、鎌倉時代の代表的な仏師運慶の作と言われています。大正10年に国宝に指定されましたが、現在は、国指定有形文化財となっています。この三尊像のほかに、頼朝の守り本尊であったと伝えられる危難除けの不動明王と開運の毘沙門天の両立像が祭られています。いずれも寄せ木造り、玉眼入りで、作られた年代や作者は、三尊像と同じです。この両立像も国指定有形文化財です。これらの貴重な仏像は、現在、本堂の裏手にある収蔵庫に安置されています。
 この寺に関係の深い和田義盛は、三浦大介義明の孫で、現在の三浦市和田の地に館を構えていました。鎌倉幕府の創設に功労があったので、初代侍所の別当(軍事の最高責任者)となりました。建保元年(1213年)、北条義時との勢力争いに破れ、鎌倉の由比ヶ浜で一族とともに滅びました。
 収蔵庫前を、更に進んだ所に、我が国の近代郵便制度の創始者前島密翁の墓があります。翁は、晩年をこの浄楽寺境内で送りましたが、大正8年4月27日、85歳でその生涯を閉じました。
 毎年4月、郵政省は、翁の業績をたたえて墓前祭を執り行っています。

写真撮影:2016年03月03日

木造阿弥陀三尊像

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
木造阿弥陀三尊像
木造阿弥陀三尊像

 国指定重要文化財
 木造阿弥陀三尊像
 大正15年4月9日指定
 阿弥陀三尊像とは、中尊(阿弥陀如来像)と脇侍の観音・勢至両菩薩を総称した呼び名である。
 この三尊像は、関東地方では作例の少ない仏師・運慶の作と推定され、鎌倉時代前期を代表する貴重な仏像である。
 寺伝によれば、源頼朝が鎌倉に建立した勝長寿院が大風で壊れたので当所に安置したとか、和田義盛が建立した七阿弥陀堂の一つの本尊であるなどの言い伝えがある。
 三尊ともヒノキ材、彫眼寄せ木造りで、中尊の像高は141cm、脇侍は178cmである。全身の金箔と脇侍の宝冠、装身具、台座などは、江戸時代後期に補修されたものである。
 中尊はどっしりとした量感があり、男性的な力強さを感じさせる。脇侍は宝髻(まげ)が高く、腰のひねりなどの動きも自然で生き生きとし、三尊とも彫りの深い優れた像である。
 平成元年12月 横須賀市教育委員会

写真撮影:2016年03月03日

木造不動明王立像・木造毘沙門天立像

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
木造不動明王立像・木造毘沙門天立像
木造不動明王立像・木造毘沙門天立像

 国指定重要文化財
 木造不動明王立像・木造毘沙門天立像
 昭和50年6月12日指定
 不動明王は、仏堂を守りあらゆる障害、困難を乗り越える力を持った仏である。
 像は、岩座上に立ち火炎後背を背負い、右手に宝剣、左手に羂索(けんさく)を持つ通常の姿であるが、力量感に富んでいる。正面をカッと見据えた忿怒相(ふんぬそう、怒った顔の様相)が、この像のすごみを一層増している。
 像は寄木造の玉眼入り、高さ138cmで、台座や光背は後に造られたものである。
 文治5年(1189年)に仏師・運慶によって造られたことが、胎内の銘札により確認されている。
 毘沙門天は、古代インドの神であったが、北方の守護神として仏教に取り入れられ、また福徳の神としても敬われている。
 腰をひねり、右手に鉾(ほこ)を握り締め、左手には五輪塔を乗せ、両足の下に邪鬼(じゃき)を踏まえた姿である。
 像は寄せ木造りの玉眼入り、高さ139.5cmである。
 均整のとれた体からは躍動感がほとばしり、両目をカッと見開いて正面をにらみ、口元を引き締めあごの張った顔は、力強さと逞しさが溢れている。
 昭和34年に体内から杓子型の銘札が見いだされ、仏師運慶が文治5年に製作した像であることが判明した。従来関東地方に作例がないといわれていた定説を覆した貴重な像である。
 平成元年12月 横須賀市教育委員会

写真撮影:2016年03月03日

宝物庫

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
宝物庫
宝物庫

 あれれ?
 小さい・・・(^_^;)

写真撮影:2016年03月03日

宝物庫

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
宝物庫
宝物庫

 この中に国指定重要文化財の仏像が収蔵されています。
 耐火建築で、耐震建築になっているものと思われます。
 雨の日は湿度などの関係で公開は中止になってしまうので、一般公開があったとしても天気の良い日に訪れるようにした方が良いでしょう。
 拝観料は300円だったか、200円だったか、忘れちゃったんですが、そのどちらかです。

写真撮影:2016年03月03日

阿弥陀三尊像

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
阿弥陀三尊像
阿弥陀三尊像

 重要文化財に指定されている阿弥陀三尊像です。
 スゴイでしょ?
 私はこちらに訪れるのは二度目なんですが、初めて訪れた時には特に感動したのを鮮明に覚えています。
 横須賀市内にこんな立派な仏像があったのかと、驚きの念を抱きながら見ていました。

写真撮影:----年--月--日

不動明王像

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
不動明王像
不動明王像

 とても強そうな不動明王立像です。
 たまに、こんな感じの顔をしたおばちゃんとかいますよね(^_^;)。丸顔でパーマを当てています。
 仏像を見ると、なぜかポカンと口を開けている自分がいます。

写真撮影:----年--月--日

毘沙門天像

バス停浄楽寺下車 徒歩2分
毘沙門天像
毘沙門天像

 生き生きとしたポージングをしていますよね。
 グラビアアイドルもこんな感じのポーズをしていますね。人間が美しく見える体のラインなのかもしれません。

写真撮影:----年--月--日
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