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神奈川県藤沢市江ノ島史跡巡り・観光名所案内


神奈川県藤沢市江ノ島旅行記

史跡巡り・観光名所案内

 

 江ノ電にコトコト揺られて行ってきました。なんとなく江ノ電っていいよね。江ノ島では体力がないくせに階段を利用したため、完全にばててしまいました。有料のエスカレーターを使えばよかったなぁー。抜け道とかってないの?
 江ノ島には、なぜか猫がたくさんいました。ほとんどの猫は、こちらに怖い人が一人いたので、シッポを巻いて逃げていってしまいましたが、多くの人にかわいがられているようです。

 江ノ島は、昔から信仰と観光の島であり、伝説の島でもありました。島の中は、起伏が激しく、平地はほとんどありません。単調な相模湾の砂浜の続く海岸に、突然ポッカリと浮かぶ緑豊かな島・江ノ島を見た昔の人々は、不思議な島だと思い、神聖なものだと考えたのかもしれません。
隆起と、陥没、火山灰の堆積によって、現在の江ノ島は造られたといわれています。大昔は、岬のようになっていたそうです。
 植物園からは、縄文土器片が見付かったりしているので、昔から人が住んでいたようです。

江ノ島神社・辺津宮(へつのみや)

江ノ島神社

 ここにいたるまで、数多くのお土産屋さんがあり、貝殻やサザエやアワビなどが売られています。江戸時代のころから、お土産屋さんが並んでいたようです。江ノ島で魚介類が名物なのは、江ノ島は霊島とされていたので、漁師が入れずに、豊富な魚介類が残されたわけです。しかし現在は、よそから仕入れているそうです(^^;)
 江ノ島に入ってすぐの緑色の鳥居は、昔は波打ち際にあったそうです。江戸時代、江戸で作って、船でこちらに運ばれてきたそうです。
 途中にある岩本楼という旅館は、旧岩本院の跡です。
 創建は、鎌倉三大将軍・源実朝。祭神は田寸津比売命(たきつひめのみこと)、海の女神です。
 江ノ島神社は、辺津宮、中津宮、奥津宮、岩屋と続きます。岩屋が、本殿と言うことになります。 


児玉神社

児玉神社

 中津宮に着く途中の参道脇には、児玉神社があります。
 祭神は、もちろん、日露戦争で活躍した児玉源太郎大将。たしか、陸軍の人だったと思います。

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妙恩弁財天と八臂弁財天(はっびべんざいてん)

妙恩弁財天と八臂弁財天

 とても有名なのでさぞかし大きいのだろうと思っていたら、期待に反して小さかったです(T_T)。50cmくらいかなぁ。
 裸弁才天として有名ですが、僕としては、チョット期待はずれでした(^^;)。女性の陰部まで忠実に彫られていると聞いていたのですが残念ですねー。
 この弁才天が、カップルで江ノ島に行くと、必ず別れることになると言われている原因です。
 明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、かなりひどい仕打ちを受け、地元の悪ガキたちに壊されてしまったそうです。その後、復元修理されたのですが、本来の姿からはだいぶ違うそうです。しかも、本当は、裸ではなく服を着せるものらしいです。


江ノ島神社・中津宮

江ノ島神社・中津宮

 創建は、痔核大師・・・、イヤ違った、慈覚大師。1690(元禄3)年に再建されました。祭神は、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)、海の女神です。
 この先にある熱帯植物園は、もともとは、江ノ島神社の供御菜園(くごさいえん)だったところです。展望台を兼ねた、ボロイ灯台があります。僕が行ったときには、食虫植物の特別展示がありました。


江ノ島神社・奥津宮

江ノ島神社・奥津宮

 ここの途中に群猿奉賽像庚申塔(ぐんえんほうさいぞうこうしんとう)がありますが、ぼくの記憶にはありません(^^;)。
 この庚申塔から少し行くと、左手前方に『山二つ』と呼ばれる海食崖が見られますが、こちらも僕の記憶にありません(^^;)。第三の岩屋がここにあるそうですが、今でも侵食が続いており、どこまで続いているのかわかっていないようです。話しによると、富士五湖の近くの氷穴まで繋がっているとか・・・。
 亀甲石、源頼朝が寄進したと伝えられる鳥居、拝殿の天井には『八方睨(はっぽうにらみ)の亀』があり、酒井抱一の筆によるものです。祭神は多紀理比売命(たきりひめのみこと)、こちらも海の女神。


竜宮

竜宮

 ドラゴンクエストの世界から飛び出してきたような竜宮。入り口から中に入ると、とっても近代的でモダンな建物でした。祭神はもちろん、竜王、じゃなかった竜神。
 でも、イメージとしてはドラゴンクエストの竜王というより、ドラゴンボールの神龍の方かなぁ。


竜宮

岩屋

 急な階段を下りると、正面の岩場が稚児ヶ渕。多くの釣り師が釣りをしています。ここまでの長い道のりを歩いてきたのかなぁ〜。
 この岩屋は、弘法大師が護摩の灰で作ったといわれている弁財天が祀られているはずです。かつては、このように霊場だったのですが、現在では観光アミューズメントのようになっています。平成5年に14億円をかけて整備しました!
 約6000年の歳月をかけて、波が削り取った洞窟です。
 第一岩屋の左側の洞窟は、神聖な意味で、女性のアソコと考えられていたようです。岩肌が、そう思わせるそうです。僕なんて、その中に入っちゃいましたぁ!!
 帰りは、片道300円の遊覧船べんてん丸を利用するのが便利ですが、この日はたまたま欠航日でしたので、歩いて来た道を戻りました(T_T)

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